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2007年10月

2007年10月21日 (日)

第三話 「幽体離脱体験記」

今夜のカルマ物語はお休みである。その代わりに、幽体離脱癖のある静岡県富士市の女子学生・U.S殿の、富士山の上空を自由自在に羽ばたく空中浮遊の不思議体験をお聞かせしよう!

BearMaster: ウム!夢を見ている自分自身の存在を、夢の中で意識できるというのか?
U.S: そうです。触る感じも判るし、風なんかも冷たく感じます!
BearMaster: 幽体離脱・・・ウム!貴殿はその時、夢ではなく幽体離脱をしておるのだ!

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  昔、暮らしていた富士市のアパートの部屋が見えます。私は眠っています。
眠っている私から、私が出ようとしています。額の辺りから私が抜け出ていきます。膝まではスルッと抜けたけどその後、足が引っかかってなかなか全部が出ていけません。
あっ、やっと抜け出して天井の方に上がっていきます。死んだように眠りこけている私が下の方に見えます。
屋根を抜け体がフワーと上昇していきます。眼下に富士の町の夜景が見えます。上のほうで誰か二人が待っています。私が通っていた短大の同期の子です。二人ともパジャマのままです。そういう私もパジャマ姿です。
「あっ、忘れ物しちゃったからチョット待ってて!」とリエは、コンビに向って下降していく。
「はい、お弁当!」といってコンビにのサンドイッチを、二人に差し出す。

三人はコンビにのビニール袋を持って、手をつないでスカイダイビングのように夜空を彷徨い舞い上がっていきます。

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2007年10月16日 (火)

第二話「パラオの娘リタラギの不運」その②

神奈川県藤沢市・アロマテラピストT.K殿の不運な転生のストーリーの数々ある・・・

***天井から眺めている感じがします。ここは病院みたいです。
今からお産が始まるみたいです。妊婦が苦しんでいます。
あ~ッ!私は妊婦のお腹の中に引き込まれていきます。でも拒否しようとすれば出来るみたいです。イヤなら他の魂に代わってもらってもいいみたいです。
お腹の赤ちゃんは多分、男の子です。づっと男の子に生まれ変わりたいと思っていたから、OKを出します!
・・・その瞬間、私はリタラギであることを忘れてしまったみたいです。
真っ暗な所に居ます。頭が締め付けられような感じがします。苦しい!苦しい!

あ~ッ!私が産まれていきます。

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2007年10月 8日 (月)

第二話「パラオの娘リタラギの不運」その①

今夜の物語は、神奈川県藤沢市・アロマテラピストT.K殿の不運な転生のストーリーの数々の始まりである!貴殿の胸が焦がされぬよう要注意ですぞ!フッ ホッ ホッ ホッ!

BearMaster: 1・2・3・・・・10、ハイ!あなたは、あなたの3過去世の世界にたどり着きました。はい、あなたは今どこにいますか?何が見えますか?

T.K: 海です。エメラルド色のきれいな南のような海です。その海の沖のほうを泳いでいる女の人が見えます。黒い長い髪の十代の女性です。

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私は多分17歳くらいだと思います。海から上がって長い髪を手で絞っています。海水が珊瑚の砂にポトポト落ちています。浜辺の流木に掛けてあった粗末な布を身体に巻きつけて丘の方に歩いていきます。

どうやら家に向っているようです。丘を越えると向うの方に村落が見えてきます。テレビの番組で視たようなヤシの葉を葺いたよう粗末な家々が見えてきます。

村はシーンと静まり返っているようで、人の姿が見えません。

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リタラギが部落に帰ってくるのを、村はずれの一軒の家陰から一人の女がじっと見ています。

その女はリタラギを待ち伏せしているようです。手には丸太を握っています。

村には人っ子一人いません。どうやら山の方で儀式があって村人全員が出掛けたみたいです。

そんな事とは知らず、私はどんどん村の方に向っていきます。

その家を通り過ぎた時、その女はリタラギの背後に飛び出し、後ろから丸太をリタラギの背中に振り下ろします。「殺してやる!殺してやる!」憎しみを込めて何度も何度も丸太を打ち下ろします。4度目の攻撃を後頭部に受けると、リタラギは耐え切れずドッと前のめりに倒れこみます。苦痛に耐えながらも振り向き際に倒れこむ瞬間、気丈夫にも相手の顔を確認するリタラギ・・「あの女だ!」「やっぱり、あの女だ!」・・リタラギの意識は急に遠のいていくのでした。

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2007年10月 2日 (火)

第一話「王妃の悲劇」その③

千葉県東金市在住の31歳主婦Y・M殿が体現した6過去世のカルマ(650年前の東南アジア)の悲話・・・

城から戻った王妃はその後、山里の生活がすっかり気に入り平穏な日々を送ったようです。

再び結婚はせず王様との想い出とともに生き、47歳でその生涯を閉じました。

生き残った数人の召使と村人に囲まれて、安らかに永眠したようです。

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私の身体は遺体を抜け出し天井から下を見ています。色とりどりの花に囲まれた枕元に集まった人々が 泣いているのが視えます。スーウォンの幸せそうに微笑んでいる死顔が印象的です。

私の体が宙に浮いて、何かに引っ張られるように天に昇っていきます。家や山里の村がどんどん遠さかっていきます。深い雲の中に入っていきます。真っ白の世界でしばらく何も見えません。

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2007年10月 1日 (月)

第一夜「王妃の悲劇」その②

千葉県東金市在住の31歳主婦Y・M殿が体現した6過去世のカルマ(650年前の東南アジア)の悲話・・・

私は、王宮に戻りました。

王宮には誰もいません。建物の中はメチャメチャに破壊されて焼け焦げた跡が無数に残っています。

旦那様は、一体どうなってしまったのかしら?死んでしまったのでしょうか?

スーウォンは、王様を探し求め狂ったように王宮の中を彷徨うのでした。

王宮のアチコチには、ミイラ化した兵士や家来たちの死骸が転がっていて、異臭が鼻をつきます。

「旦那さま~!」「旦那さま~!」声を枯らしながら叫んでも、辺りはシーンと静寂に包まれています。壊された窓の鎧戸のきしむ音が突然静寂を破る・・・

「ギ~ッ!・・コンッ!」・・・再び不気味な静寂がスーウォンを包む。

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広い食堂を抜け、いつも水浴びをしていた庭の泉のほとりにたどり着く。泉を取り囲む石畳の上に太陽の光を反射して何か光るものが・・・?折れた剣の柄の部分です。柄に埋め込まれた緑色の宝石が光っていたのです。これは旦那様の物です・・・やっぱり旦那様は殺されてしまったのでしょうか・・・?

Y・Mは胸を掻きむしって「先生、胸が・・胸が苦しいです!」とアタシに訴えかける)

あっ!スーウォンが倒れます!

今まで堪えていたものが崩れていくかのように、スローモーションで真っ白の石畳の上に私が倒れていくのが見えます。

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「スーウォン!スーウォン!」・・・誰かの呼ぶ声で私は気がつきます。

あっ!旦那様・・・!旦那様の声だ!・・・

石畳の床から身を起して声の行方を追うスーウォン。「あ~ッ・・王様、私の旦那様・・・!」

泉の水面に立っている鮮やかな萌黄色の王の服で正装した王と、白の石畳に立たずむ南の海のようなコバルトブルーの王妃の正装に包まれたスーウォンが、泉を挟んで向かい合うシーンが見えます。

「そなたは里に戻りなさい!この呪われた王宮は、もう人の住む所ではないッ!」

「嫌でございます。私は旦那様のお傍に居たいのです!旦那様と暮らしたこの宮に居たいのです!」

スーウォンが泉に飛び込み王様に近づこうとする、すると王の姿は泉の上をスーッと遠ざかっていくのではありませんか・・・「いつかまた会える日が来よう!それまでのしばしの別れじゃ・・・!」

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私は再び山里に戻ったようです。粗末な農婦の姿で畑仕事をしているスーウォンが見えます。

呪われた王宮は、閉ざされた深いジャングルの中で永遠の眠りにつくのでした・・・つづく

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